整備手帳  尾崎 剛と北海道の四季とオートバイ

カワサキ650RS W3のスカイブルーは
故郷・四国の夏の空色
いつまでも、19歳の夏を忘れないように

春の恒例行事 R100のオイル交換してみた。

2015年04月30日 | BMW R100トラッド
さあやりますか!


オイルはいつもの。
合成油はアカンとか細かいことは言わない‼︎


オイルパン(四角い部分)とドレンボルト。


あれあれ?オイル漏れですか?


反対側も!結構垂れてます。


犯人はプッシュロッド。キミだね。


シリンダー抜いてゴム交換かぁ…、
面倒すぎる。

…。

見なかったことにしよう。(雑)

さあオイル抜くぞ!
あれドレンボルトがウンともスンとも言わない‼︎


ナメてもうたやないか。(工具が)

右がナメ。左がナメてないやつ。

仕方ないので車載工具登場。
BMWの車載工具って半端ない。


これこれ。


一発だった。
やっぱり工具は質が大事だと実感。


ドレンボルト。銅ワッシャーは交換した。
手前が古いワッシャー。痛んでいる。


このワッシャー、ニッサン用。
いちいちBMW純正ばっか使えるかー!と。


オイル抜いてる間に車体をしげしげ観察。
そういえばしばらく面倒見てなかった。


だいぶ痛んできている。二次エア吸うのも時間の問題。


あらかたオイル抜けたら、エンジンかけて残留オイルを振るい出す。


ブシュー!と、凄い勢いで噴霧状で噴き出してきます。わかります?


ドレンボルト取り付けたら、新しいオイル入れます。


ジャーっと。


あ!ちょっと入れすぎました。
小さいことは気にしません。


廃油。割と綺麗。スラッジ(垢のようなもの)も出ていません。


廃油は再利用します。僕はチェンソーオイルなどに利用してます。(チェンソーには本当はスピンドル油を使います。代用です。)


作業終了。ご苦労様。


W3の半分以下の手間でした。(^^)


さあ走り出そう!















650RS W3のオイル交換してみた。

2015年04月29日 | カワサキ 650RS W3
世間は大型連休突入!
僕の店にもお客さんドッと大繁盛!

と思ったら、
全然ヒマでした。(笑)

暇つぶしにオートバイのオイル交換をすることにしました。

W3は面倒なオートバイ。
オイル交換くらいチャチャッとやっつけてしまおう、ということができないヤツなのです。

オイル交換は3箇所、
1、エンジンオイル
2、ミッションオイル
3、クラッチオイル
車かよ!

面倒だなぁW3。

きょうは定番のエンジンオイルと、ミッションオイルを交換します。

オイルはコレ。エンジンもミッションもこれ一本で。

オートバイ暦30年。
うち26年ずっとコレを使っています。

その結果なのか、たまたまか、
僕のオートバイは特に何をするわけでもないのにどれも長持ちしているので、
じゃ、いつも通り。
W3もコレで行きます。

他人の真似よりも、自分の経験。
実績と結果を優先しました。

というのも、
webで見る限り、W乗りの方々はもっと高級なオイルを、しかもエンジンオイル、ミッションオイルと種類を変えて繊細な選択をしているようなのですが、

まあいいや。
我流でいいや。

ということでざっくりカストロールRSで両方兼用します。
たまたまかもしれませんが、この一年間も問題なく好調を維持しました。
いちばん大事なことはオイルの種類やグレードではなくて、

マメなオイル管理。

頑なにそう信じている素人オザキでした。(痛)

W3のバイブル的な存在、
小説家片岡義男の名作「彼のオートバイ 彼の島」では、主人公はW3にカストロールGTXを使っていました。
僕は、もうちょい上ランクのカストロールRSで。

それが、どした?

(謎)


さて、車体底を覗きます。

四角いのがオイルパンです。

こいつをガバッと外したら、
ドッとオイルが出るはず、

あれ?

オイルちょびっとしか、出てこない!

マジか!

やっぱりちゃんと手順を踏まなきゃいけないみたいです。

面倒臭いなあW3。


ココです。このボルトを抜く。


蛇腹ホースでオイル受ける。なんなんだこの手間は?

ようやく、じゃーっ、と出てきました。

ドレンボルト抜いてそのままトレイに流せないので、いったん蛇腹ホースで受けてトレイに誘導しなきゃいけない。

面倒だぞW3。

いったん栓をして
少量の新しいオイルを入れてエンジン始動、
ブン回して全体に馴染ませて、
そのオイルもまた抜いて、
これで幾分、中は綺麗になったかなと思います。
気休めですけど。

昨年、こんなもの手に入れたんです。


ドレンボルト付きオイルパン。


しかもマグネットボルト。金属粉を集めてくれます。

ヤフオクで「あとから穴あけて溶接加工してドレンボルト付きにしましたオイルパン」の出品をよく見かけますが、あれではありません。

アルミ削り出しのオリジナル品なんですよ。

これは素晴らしい!
これで面倒だぞW3!から解放されるぜ!

そう思ってました。さっきまで。(苦)

しかし!

このドレンボルト一発でオイル全部丸ごと抜けるわけじゃない。ということを、きょう知りました。

簡単に抜けるのは、従来は抜けきれなかったエンジン下部に溜まったコップ一杯分のみ。

大部分の廃オイルは、ちゃんとオイルタンクから蛇腹ホースで誘導して…。
これは省略できない。

しょんぼり。

さて外したオイルパンなど。

上が古いオイルパン。
下が新しいドレンボルト付きオイルパン。洗浄油でピッカピカにしました。
フィルターと新品のガスケットも装着して、いまからまさに取り付けるところです。

装着完了!

なんか、カッコ良くね?(笑)

それからミッションオイル交換。
ドレンボルトは車体の底。

なんか汚いっす。
見苦しくてすみません。

このドレンボルトを抜くと、
汚れのない、綺麗な琥珀色のミッションオイルが流れ出てきました。
ミッション異常なし。

さて、そのミッションは、Y字型のクランクケースの左の部分です。


ここ。

上の17ミリ六角ボルトが注油口。
真ん中の丸蓋が点検窓。
下の普通なかんじのプラスネジが、点検孔といって、ここを開けて、ここからオイルがたらり~とこぼれるまでオイルを入れるそうですが、
この普通なかんじのプラスネジが、どうしてもウンともスンとも言わず。微動だにしません。

仕方ないので、点検窓を開いて、ペンライトを差しこんで照らし、
これくらいかな~みたいな感じでオイルレベルの確認。

これくらいかな~?



オイル交換だけでもうぐったり。
面倒なんだよW3!

でも、全部終わってエンジン始動してみたら、
なんだか嘘みたいにすごく軽やかで、
きょうやって良かったなーと、
しみじみ思いました。

終わったら夕方になってました。

クラッチオイルはスピンドル油なので、購入してからの後日の作業になります。
いや実はコイツも案外カストロールRSで兼用してもいいんじゃない?と思うんですけど、取扱説明書にはそうは書いてないので、試す勇気はないのです。
素人考えってヤツですね。

だってW3面倒すぎる。

ということで、
とりあえずきょうはこのへんで。














650RS W3で、仕事の下見してきた。

2015年04月28日 | カワサキ 650RS W3
ゴールデンウィークの仕事の下見に行ってきました。

十勝岳望岳台で、

逆さW3。(^^)

雪の壁と十勝岳連峰

雪の壁の高さは平年の半分くらい。

標高1,000メートル付近

これ以上は進めないし。(駄)

御富良野様ベベルイ詣参拝者専用駐車場。

御富良野様にも春が来た。

山麓にて、よくある光景。

テメェさっさと森に帰りあがれ!
何もやりません。

帰り道、お気に入りの道、

カルビーポテト道、上富良野町。
日が落ちて、そろそろ冷えてきました。


きょうの相棒は、
吹け上がりはいいし、
ノッキングも皆無だし、
レスポンスも機敏で、
山道のワインディングロードでも素早く立ち上がります。
息切れることもなく、国道の登坂車線でもグーンと加速して行きます。

言うことなし。

強いて言えば、
サスペンションがしょぼいので、
カーブからの立ち上がりの時、
バネ特有な、

ボヨンボヨン感

半端ない。(笑)

ぼよよ~ん、ぼよよ~んって、
安物のベッドマットみたいに跳ねる。
これは仕方ないか。

今年も基本整備とオイル管理以外は特に何もしなくても良さそうだと思いました。

案外、まだまだ本当に実用車として働けるかも。
僕の650RS W3。
43歳。

まだまだ。
おまえはジジイではない。

ピカピカだけが命の骨董品には早過ぎるぜ!
一緒に走ろう!










650RS W3、実用車として使ってみた。

2015年04月25日 | カワサキ 650RS W3
北海道にも桜前線がやってきました。
新緑も日に日に勢いを増してくるようです。



天気もいいし相棒も調子良さそうなので、
少し走らせてみました。


いつもの丘へ。

パニアバッグ載せてますけど、
旅じゃないです。
中身は玉子とか牛乳とか特売の豚肉とか。

実用車扱いです。(*^^*)
相棒なんだから働いてもらわないとね。



よく働きました。
いい1日でした。