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整備手帳  尾崎 剛と北海道の四季とオートバイ

カワサキ650RS W3のスカイブルーは
故郷・四国の夏の空色
いつまでも、19歳の夏を忘れないように

バッテリー交換

2014年06月13日 | カワサキ 650RS W3

きょうのガレージ。
4台も入っているので狭くなってしまいました。

きょうはバッテリーの交換です。
650RS W3のメーカー推奨、搭載標準バッテリーは、
12V9Ah 12N9-3B,YB9L-Bです。


新旧のバッテリー。
左が前オーナーさんが搭載してたもの。右が新規購入。
どちらも2500円くらいです。(安っ!)
北海道は冬が長く酷寒(-30℃!)、2輪の小型バッテリーは簡単に上がってしまいます。その繰り返しで春までにはすっかりバッテリーが弱ってしまうので、電装系の弱い旧車は毎年交換するくらいでいいのです。
輸入バッテリー、安くて助かります。ちなみに国内メーカー品は1万円台です。


バッテリーケース周辺。
銀色の丸い円盤はエアクリーナーです。
なんだなんだ?あのブラブラした赤い配線は?


バッテリーゴムバンドが欠品していてバッテリーはロックタイで留められていました。
買うと何千円もするので、自分でバッテリーバンドを製作します。
自分で作れば100円しません。


フック部分は切断してバッテリーケースの形状に合わせて加工します。


こんなかんじでいいですか?
バッテリー左側の空間は、車載工具入れです。
赤い配線、気になりますね~


バッテリーバンドを利用して車検証(コピー)を挟みました。
寄せ集めですが車載工具も搭載しました。剥き出しだったプラス極は絶縁テープで養生しました。


すっきり元どおり収まりました。
電圧が安定したので始動も良くなり、アイドリングは安定し、ウィンカーやホーンもちゃんと作動するようになりました。
おや?あの赤い配線がチラ見えしてますね。

あれを使うときは引っ張り出して使います。いちいちサイドカバーを外さなくてもいい。
正解は、バッテリー充電用(+)コード。
マイナス極はボディから取るので、プラスだけ配線を出しています。
先端はギボシ端子、使わないときは被膜で覆うのでショートの心配もありません。
製作費は1本10円くらい。

別のオートバイにもこれを取り付けています。
しっかり絶縁することを怠ってはいけませんが、
ちょくちょく充電するときはこれ、すごく便利なんですよ!











縁の下から僕を支えてくれるもの、このオートバイと彼女の存在

2014年06月13日 | ホンダ XLディグリー


ホンダXLディグリー(1991年)です。

当時交際していた「彼女」が香川県高松市の「バイクプラザTAKI」さんで新車購入したものを彼女から貰い受けました。

当時の「彼女」とは、僕の奥さんのことです。
高校2年からずっと、長い長い付き合いなんです。

話が逸れました。


XLディグリーもまた、実用性の非常に高いオートバイです。
写真のように雪道でも、ほら!(やや苦し…)

リッター30km以上の高燃費。
非常に軽い車体、取りまわし。
天候、路面を一切問わない、酷使に耐える車体。
フルサイズのオフロード車でありながらハイエースや軽バンに簡単に乗ってしまう。
そして、なかなか壊れない丈夫なオートバイです。

これまで2度の大震災(神戸・東北)にも活躍しました。
特に神戸の震災では発生3日目から活動したので道路が目茶苦茶で、
倒壊、亀裂、段差、陥没、そして倒壊家屋や電柱の散乱・・・

亡くなったひと、怪我人、避難者、火災・・・。
震災3日目はまだ地獄絵図でした。

あの修羅場では、
このオートバイがなければ支援活動は出来なかったと思います。

今では仕事に使っています。

周辺エリアのパトロールや、工具箱を積んで救援や出張修理など、
これがなければ仕事になりません。

地球にやさしくて、いざというときは凄い機動性!
頼りになるオートバイです。