●色彩俳句387・淡色1・小圷健水1・2018-7-11(水)
○「つと走り影より淡きあめんぼう」(小圷健水1)
○季語(あめんぼう・三夏)(「俳句201509」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「つと」は「さっと・急に・不意に」。あめんぼうの影は水面にくっきりと映っているのですが、あめんぼう自身の姿は影よりも淡い色合で不意に走るのです。
●小圷健水(こあくつけんすい)
○好きな一句「金魚よく掬ふ少女の左利き」2
○季語(金魚・三夏)(「俳句201705」より引用)
【Profile】:1939年茨城県出身。「青林檎」代表。「木曜会」会員。1972年、→深見けん二に師事。「花鳥来」同人。1991年、→斎藤夏風に師事。「屋根」同人。俳人協会幹事。
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