●色彩俳句0113・鏨(たがね)色01・進藤一考・2013-01-23
○「冬服や鏨のいろの坂に入る」(進藤一考01)
季語(冬服)
色彩俳句のなかで、おそらくこれっきりの色であろう鏨(たがね)色です。「鏨」とは「鋼鉄製の金属や岩石を加工するための工具の一種(Wikipedia)」ということです。坂の色の新たな発見といえるでしょう。
○進藤一考(しんどういっこう)(1929~1999)
代表句「馬がゐて卓上の水澄みにけり」02
季語(水澄む・秋)
神奈川県横須賀市生まれ。「河」創刊準備で→角川源義に出会い私淑。「河」創刊同人となる。源義没後の一時期「河」主宰。のち「人」創刊主宰。(「人」は遠藤寛太郎主宰を経て2004年より佐藤麻績氏が継承。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます