俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句047・青02・大串章

2011-06-29 00:38:09 | 色彩俳句

○色彩俳句047・02・大串章

○「あらし神童のその後を知らず」(『山童記』1984)(大串章01)

○季語(青あらし・三夏)

【鑑賞】:かつて神童といわれ注目された人の、その後のことはあまり噂にのぼらなくなりました。「青嵐」とは青々とした木々の葉や草を揺さぶって吹く強い風のことです。

 

大串章(おおぐしあきら)

○好きな一句「耕人に傾き咲けり山ざくら」(『朝の舟』1988)02

○季語(山ざくら・晩春)

【Profile】:1937年佐賀県生まれ。1959年→大野林火に師事。1978年、句集「朝の舟」で俳人協会新人賞。1994年「百鳥」創刊主宰。1995年「現代俳句の山河」で俳人協会評論賞。句集「大地」で第45回俳人協会賞受賞。

大串章掲載句

03絵葉書の消印は流氷の町(『天風』1999)(流氷・仲春)〈特集323・郵便俳句1〉2017/3/24

04流星は旅に見るべし旅に出づ(流星・三秋)〈特集355・旅の俳句1〉2017/11/3

05空に蒔く種子もあるべし種物屋(『天風』1999)(種物屋・仲春)〈特集629・商店俳句1〉2023/7/21

06子が慕ふ下宿学生地蔵盆(地蔵盆・初秋)〈五感634・感情47敬慕1〉2023/8/24

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