俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句618・緋8・田辺レイ01・2023-04-30(日)
○「荷風忌の緋をあざやかに身八つ口」(『鱧の皮』2009)(田辺レイ01)
○季語(荷風忌・晩春)(「→ふらんす堂」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:今日は永井荷風の忌日・荷風忌(1959)。「身八つ口(みやつくち)」とは「女性の着物の脇の下の穴の部分」だという。そこから鮮やかな緋色の下地が覗いている情景か。
○田辺レイ(たなべれい)
○好きな一句「寄鍋のやがて身も世もあらぬ煮え」02
○季語(寄鍋・三冬)(「今日の季語HAYASHI Yoshio@twryossy」より引用)
【Profile】:1935年東京都出身目黒区在住。→桂樟蹊子、→丸山海道に師事。1978年毎日俳壇賞受賞。1979年「狩(1978~2018)」入会、→鷹羽狩行に師事。1989年第11回弓賞受賞。