俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句617・撓み(空間)4・細川洋子01・2023-04-26(水)
○「逆上がりして春愁の撓みけり」(『半球体』2005)(細川洋子01)
○季語(春愁・三春)(「→ふらんす堂」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「撓(たわ)み」とは「反り曲がった形になること」とある。鉄棒の逆上がりで撓むのは「行為者の身体」であるのだが、それを「春愁」とした。「→語句すり替え」の方法の一つであるともいえないか。
○細川洋子(ほそかわようこ)
○好きな一句「朧濃きものの一つに牛のこゑ」02
○季語(朧・三春)(「→俳人協会>俳句文学館>俳句検索」より引用)
【Profile】:1956年青森市出身。1991年「沖」入会。1998年「沖」同人。「沖」珊瑚賞受賞。