俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句615「マッチの火ほどの淋しき馬酔木咲く」(栗原米作)

2023-04-14 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句615・直喩137ほどの4・栗原米作01・2023-04-14(金)
○「マッチの火ほどの淋しき馬酔木咲く」(栗原米作01)
○季語(馬酔木の花・晩春)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:馬酔木の花を多数の花房のなかの一個の蘂として捉えた。多くの房に連なり咲く花であるがひとつひとつの花は燐寸の火ほどに淋しく小さい。


栗原米作(くりはらべいさく)
○好きな一句「冬雲雀揚りゐし日の暮れにけり」02
○季語(冬雲雀・三冬)(「→わたしの俳句歳時記・冬雲雀」より引用)

【Profile】:1916年神奈川県出身横浜市在住。→富安風生に師事。「若葉」所属。

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