俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句570「この街に来ないサーカス春炬燵」(西生ゆかり)

2022-02-13 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句570・負の発見8・西生ゆかり01・2022-02-13(日)
○「この街に来ないサーカス春炬燵」(西生ゆかり01)
○季語(春炬燵・三春)(「俳句201906」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:サーカスはこの街に来ないことは自明の事実である。今作者にとって確実なことのひとつである。そのことが限りなく淋しい一人の春炬燵。

西生ゆかり(さいしょうゆかり)
○好きな一句「本当に近付いて来る新社員」02
○季語(新社員・晩春)(引用同上)

【Profile】:1984年生まれ。東京都在住。2015年→北大路翼の第1句集『天使の涎』を読み俳句を始める。2016年→今井聖主宰「」未来区賞。第3回「円錐」新鋭作品賞白桃賞。第3回新鋭俳句賞(俳人協会主催)準賞。

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