俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句570「鬱勃と身の熱き日や春の葱」(大佐優)

2022-02-15 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句570・熱感15・大佐優01・2022-02-15(火)
○「鬱勃と身の熱き日や春の葱」(大佐優01)
○季語(春の葱・三春)(「→575筆まか勢」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「鬱勃(うつぼつ)」(内にこもっていた意気が高まって外にあふれ出ようとするさま。また、意気が盛んなさま。)という言葉がよく響く。いかにも籠った体内の熱が体外へ掃き出せれるような響きだ。さて春葱を使って春の料理を。

大佐優(おおさゆう)
○好きな一句「鳥が鳥追ふて春野となりゆけり」02
○季語(春野・三春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1947年千葉県出身。神奈川県川崎市在住。「未来図(1932~2020)」(→鍵和田秞子主宰1932~2020)同人。

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