俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句571「蟹茹でて蟹くさき町東風吹けり」(藤原たかを)

2022-02-26 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句571・嗅覚117・藤原たかを01・2022-02-26(土)
○「蟹茹でて蟹くさき町東風吹けり」(藤原たかを01)
○季語(東風・三春)(「新装版俳句小歳時記水原秋櫻子編」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「東風(こち)」は春に吹く強い東風。「東風」とは「東から西へ吹く風」。蟹臭い町へ吹く太平洋からの強風が蟹の匂いを拡散させる。

藤原たかを(ふじわらたかを)
○好きな一句「炎天を行くやわが影剥がしつつ」(「馬醉木」200209)02
○季語(炎天・晩夏)(「→俳誌のサロン>歳時記>」より引用)

【Profile】:1939年埼玉県出身。→水原秋櫻子に師事。「→馬酔木」同人。「馬醉木」同人会幹事長。

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