俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句571・貫通(空間)2・新海あぐり01・2022-02-20(日)
○「薬師寺の東塔春を貫きぬ」(新海あぐり01)
○季語(春・三春)(「→H23俳人協会カレンダー」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:平行ではなく垂直の貫通である。六重にも見える三重の塔は地上から天辺の宝珠へと徐々に幅が狭くなる造り。するどく春の空へ突き刺さっているようだ。
○新海あぐり(しんかいあぐり)
○好きな一句「花曇時刻表なき旅に出る」02
○季語(花曇・晩春)(「→深秋会」より引用)
【Profile】:1952年長野県佐久市出身。「→鷹」の→藤田湘子、→小澤實を経て1989年「未来図」入会、→鍵和田秞子に師事。1993年「未来図」新人賞受賞。1994年「未来図」同人。