俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句508「夜咄や灰に引かれし百の筋」(佐々木いつき)

2020-12-10 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句508・数詞効果29・佐々木いつき01・2020-12-10(木)
○「夜咄や灰に引かれし百の筋」(佐々木いつき01)
○季語(夜咄・三冬)(「→現代俳句データベース」より引用)→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこしすせそちつにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:なんともおどろおどろしい情景であります。冬の怪談夜咄「百物語」のはじまりです。一話終わる毎に、灰に一本の筋を引きます。百本目が引かれたときに……。


佐々木いつき(ささきいつき)
○好きな一句「擂粉木のくの字に曲り冷し汁」02
○季語(冷し汁・三夏)※擂粉木(すりこぎ)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)

【Profile】:1934年秋田県出身。東京都板橋区にて「都庁俳句」(1956年東京で創刊)代表。

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