俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句508「一弁を歪めてひらく寒牡丹」(『龍舌蘭』2012)(髙崎武義)

2020-12-06 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句508・歪み(空間)2・髙崎武義01・2020-12-06(日)
○「一弁を歪めてひらく寒牡丹」(『龍舌蘭』2012)(髙崎武義01)
○季語(寒牡丹・三冬)(「→ふらんす堂」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(しすせそちつてにぬねのへほむめもゆ~)】

【鑑賞】:寒牡丹の花びらのひとつが歪んでいることを発見した写生句。それが多少のアクセントとなっていて、一つの花冠としては見事な咲き様である。


髙崎武義(たかさきたけよし)
○好きな一句「手袋を脱ぎて少年犬を抱く」02
○季語(手袋・三冬)(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)

【Profile】:1928年山口県出身。愛知県豊田市在住。→鷹羽狩行に師事。「」同人。1978年「狩」入会、鷹羽狩行に師事。1981年第3回狩座賞(結社賞)受賞。1988年第1回村上鬼城賞受賞、第9回巻狩賞(同人賞)受賞。1993年15周年記念狩評論賞受賞。

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