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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句423・寒感4・野路斉子1・2019-03-18(月)

2019-03-18 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句423・寒感4・野路斉子1・2019-03-18(月)
○「翔け立ちし鷗滴る彼岸寒」(「朝」)(野路斉子1)
○季語(彼岸寒・仲春)(「角川俳句大歳時記・春」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:翔け立った鷗から海の雫が滴って光る。字数の限られた俳句ならではの大胆な省略によって、まるで鷗自身も滴っているような表現にもとれる。

 

●野路斉子(のじせいこ)
○好きな一句「捨椅子にひるがほ絡む祭町」(「朝」199909)2
○季語(ひるがほ・仲夏)(→「俳誌のサロン>歳時記>」より引用)

【Profile】:1937年東京都出身。→岡本眸に師事。「」同人。

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