俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句423・さみどり・勝又星津女1・2019-03-20(水)
○「泊船の灯のさみどりも彼岸かな」(勝又星津女1)
○季語(彼岸・仲春)(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「さみどり」とは「若草や若葉の緑色」とある。さらに和の色には「若草色#c3d825」も「若葉色#b9d08b」もある。沖に停泊している船の灯が、さみどり色に揺れている情景。
●勝又星津女(かつまたせつじょ)(1923~2015)
○好きな一句「母の日のどこへも行かぬ靴みがく」2
○季語(母の日・初夏)(引用同上)
【Profile】:樺太生まれ。1955年「氷下魚」の→伊藤凍魚(「雲母」同人)に師事。1959年「雲母」入会。後継誌の「白露」(→廣瀬直人)、「郭公」(→井上康明)創刊同人。1970年夫・→勝又木風雨の「北の雲」創刊同人。1997年「北の雲」主宰継承。俳人協会北海道支部相談役。