俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句424・髭4・桑原三郎1・2019-03-26(火)
○「春やああ一日分の髭の伸び」(『不断』2005)(桑原三郎1)
○季語(春・三春)(「俳句201705」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:髭とのつきあいは、ある時期から今に至るまでの宿命である。この「一日分」が毎朝の「ああ」なのである。もうすぐ「年度」の終わる仲春。
●桑原三郎(くわばらさぶろう)
○好きな一句「倒れしは一生涯のガラス板」(『桑原三郎句集』1995)2
○季語(無季)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)
【Profile】:1933年埼玉県出身。→赤尾兜子に師事。「馬酔木」「野火」に投句。中断後1971年→今坂柳二の「つばさ」創刊に参加、編集人。「俳句評論」「渦」同人を経て1982年「犀」創刊、編集代表。「つばさ」編集人。現代俳句協会参与。第27回現代俳句協会賞、第4回六人の会賞受賞。