●五感俳句423・寒感4・野路斉子1・2019-03-18(月)
○「翔け立ちし鷗滴る彼岸寒」(「朝」)(野路斉子1)
○季語(彼岸寒・仲春)(「角川俳句大歳時記・春」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:翔け立った鷗から海の雫が滴って光る。字数の限られた俳句ならではの大胆な省略によって、まるで鷗自身も滴っているような表現にもとれる。
●野路斉子(のじせいこ)
○好きな一句「捨椅子にひるがほ絡む祭町」(「朝」199909)2
○季語(ひるがほ・仲夏)(→「俳誌のサロン>歳時記>」より引用)
【Profile】:1937年東京都出身。→岡本眸に師事。「朝」同人。
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