俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0231・熱感08・白岩三郎01・2015-06-15(月)
【五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「夕立来ぬアイロンに熱かよふ時」(白岩三郎01)
季語(夕立・夏) 「ゆだちきぬあいろんにねつかゆふとき」(「新装版俳句小歳時記水原秋櫻子編」より引用)
【鑑賞】:この「熱感」は触って確かめたものではありません。今どきのアイロンは熱くなって使えるようになった時には、ランプの色で教えてくれるでしょう。夕立を借景にした和室の風景です。
○白岩三郎(しらいわさぶろう)
○好きな一句「蟬声のきれ目を山雨馳せ通る」02
季語(蟬・夏) 「せみごえのきれめをさんうはせとおる」(引用同上)
【Profile】:1923年、東京都出身。→水原秋櫻子に師事。「馬酔木」同人。俳人協会会員。