俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0230・首07・大竹照子01・2015-06-09(火)
【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「青梅雨の青に染まりし首の冷え」(「残像」30句)(大竹照子01)
季語(青梅雨・夏) 「あおつゆのあおにそまりしくびのひえ」(「現代俳句データベース」より引用http://www.gendaihaiku.gr.jp/prize/nendo/)
【鑑賞】:2015年は梅雨入りらしい梅雨入りとなりました。朝から日本列島全体は梅雨入り直後の激しい雨。木々がたっぷりと雨を享ける青梅雨の世界の始まりです。
○大竹照子(おおたけてるこ)
○好きな一句「雑踏の中のさみしき素足かな」(「残像」30句)02
季語(素足・夏) 「ざっとうのなかのさみしきすあしかな」(引用同上)
【Profile】:1941年、三重県出身。1994年、→石田よし宏に師事。1997年「花曜」入会。→鈴木六林男に師事。1999年「花曜」同人。2000年「花曜」新人賞。2001年、同人誌「地祷圏」(石田よし宏代表)創刊参加。2005年「花曜」鈴木六林男逝去により終刊。2008年、→今井聖主宰「街」入会。「地祷圏」「街」同人。「残像」30句により平成25年度第14回現代俳句協会年度作品賞受賞。現代俳句協会員。