俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0230・質感=粘性01・松本雨生01・2015-06-08(月)
【五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「はんざきの動かぬ水のねばりかな」(松本雨生01)
季語(はんざき・夏) 「はんざきのうごかぬみずのねばりかな」(「@歌童」より引用http://utawarawa.jp/?no=577)
【鑑賞】:「はんざき」とは大山椒魚のこと。身体が半分に裂かれても生きているということからつけられた名前。清水のなかにじっとして動かない「はんざき」の様子を「水のねばり」と表現しました。
○松本雨生(まつもとうせい)(1917~1996)
○好きな一句「風の盆こらへきれずにいなびかり」02
季語(風の盆・秋) 「かぜのぼんこらへきれずにいなびかり」
【Profile】:東京都出身。「寒雷」同人。1992年「忍冬」創刊主宰。(没年は不確実)