俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0231・比喩(直喩)=ごとく024・木下杢太郎01・2015-06-18(木)
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○「泰山木白波のごと崩れ去りぬ」(木下杢太郎01)
季語(泰山木の花・夏) 「たいさんぼくしらなみのごとくずれさりぬ」(「泰山木の花/今日の俳句第1294号」より引用http://d.hatena.ne.jp/kouki503/20130525/1369426023)
【鑑賞】:木蓮の仲間ですから、雰囲気が似ています。大きな質感のある花びらが散る時「白波のごとく」という表現が共感を呼びます。→季節の花300(http://www.hana300.com/taisan.html)
○木下杢太郎(きのしたもくたろう)(1885~1945)
○好きな一句「幾度も寝なほす犬や五月雨」02
季語(五月雨・夏) 「いくたびもねなほすいぬやごたつあめ」(「文人俳句歳時記」より引用)
【Profile】:静岡県伊東市出身。医学者・詩人・劇作家。東大医学部卒。「スバル」同人。「パンの会」を興し耽美主義運動を展開した。江戸趣味・都会情緒の濃厚な享楽的な詩で知られる。詩集「食後の唄」、戯曲「南蛮寺門前」「和泉屋染物店」など。(「大辞林 第三版」より抜粋引用https://kotobank.jp/word/%E6%9C%A8%E4%B8%8B%E6%9D%A2%E5%A4%AA%E9%83%8E-51358#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88)