俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0224・同質回帰023・亀田憲壱01・2015-05-01(金)

2015-05-01 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0224・同質回帰023・亀田憲壱01・2015-05-01(金)

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○「五月憂し轍を轢いてゆく轍」(亀田憲壱01)

季語(五月・夏) 「ごがつうしわだちをひいてゆくわだち」

【鑑賞】:古い轍がやや乾いて延びています。その上を轢いてやや新しい轍が鈍く光って重なります。新旧の轍。どちらも道にのこる痕跡であることに違いはありません。

※「轍」の俳句
「→白鳥や空には空の深轍」(高野ムツオ)季語(白鳥・冬)
「→障子穴よりふたすぢの古轍」(谷口智行)季語(障子・冬)

 

亀田憲壱(かめだけんいち)

○好きな一句「独白を聞かせるためのヒヤシンス」02

季語(ヒヤシンス・春) 「どくはくをきかせるためのひやしんす」

【Profile】:1955年、三重県伊勢市出身。1978年日本大学芸術学部写真学科卒業。1999年「銀化」入会、→中原道夫に師事。2002年「銀化」同人。

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