俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句0208・数詞の二07・谷口智行01・2015-01-09(金)
○「障子穴よりふたすぢの古轍」(谷口智行01)
○季語(障子・冬)(第59回角川俳句賞候補作品「薬喰い」50句)
【鑑賞】:障子の穴から見える轍は随分と前のもの。ぬかるんでいた道もすでに乾いてゆるゆると遠くへ続いています。轍はいつもふた筋の定めです。
○谷口智行(たにぐちともゆき)
○好きな一句「かはせみや水が持ち去る水の傷」(「俳句研究」200410)02
○季語(かはせみ・夏)
【Profile】:1958年京都出身。「熊野大学俳句部」で俳句をはじめる。→右城暮石に師事。「運河」「里」同人。2004年朝日俳句新人賞準賞、三重文化賞奨励賞受賞。