俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0228・端(空間)05・伊藤伊那男01・2015-05-24(日)
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○「端居してしみじみと世の端にをり」(『知名なほ』第2句集)(伊藤伊那男01)
季語(端居・夏) 「はしいしてしみじみとよのはしにをり」
【鑑賞】:「端居」とは、縁先など家の端っこに居て涼んでいることで夏の季語です。しみじみと考えてみると、なんとまあ世間の端っこでいままで生きてきました。
○伊藤伊那男(いとういなお)
○好きな一句「翅たたみ訃の使者めきし火取虫」02
季語(火取虫・夏) 「はねたたみふのししゃめきしひとりむし」
【Profile】:1949年、長野県駒ケ根市出身。1982年、→皆川盤水主宰「春耕」に入会。春耕賞、春耕創刊25周年記念賞受賞。「春耕」編集長。「銀漢」により第22回俳人協会新人賞受賞。俳人協会幹事。塔の会会員。日本文藝家協会会員。2011年「銀漢」創刊主宰。居酒屋「銀漢亭」経営。
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伊藤伊那男掲載句
03ふるさとは闇のぶ厚き節分会(節分会・晩冬)〈色彩・闇色〉2019/2/3