俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0102・深い(空間)01・志城柏・2012-11-04

2012-11-04 00:00:05 | 次元俳句

●次元俳句0102・深い(空間)01・志城柏・2012-11-04

 
○「秋風のとどかぬ深き瞳あり」(志城柏01)

季語(秋風)

いままでの次元俳句の「深い」はいずれも時間の深さしでた。すなわち→秋の深さ、→冬の深さ、→春の深です。今回は初めて「瞳」という、空間の深さを扱っています。秋風が届かないほど深い眸です。

 

志城柏(しじょうはく)(1921~2000)

代表句「春疾風黒き牡牛を錘とす」02

季語(春疾風)

新潟県出身。→沢木欣一に師事。「風」同人。「花守」主宰。聖心女子大学名誉教授。

 

志城柏掲載句

2014/02/15          03武蔵野の水音聴くや西行忌(西行忌・春)〈特集・地名2〉

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