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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0102・断定04・今瀬剛一・2012-11-08

2012-11-08 00:00:05 | 方法俳句

○方法俳句0102・断定04・今瀬剛一・2012-11-08

○「雁よりも高きところを空といふ」(今瀬剛一01)

○季語(雁・秋)

【鑑賞】:空というのは一体どの高さあたりから空と名付けられるのでしょうか。そんな永遠の問いに対して、作者は小気味よく断定しました。雁が飛んでいるあたりより高いところが空なのだと……。

 

今瀬剛一(いませごういち)

○好きな一句「桜散る散る一片もぶつからず」02

○季語(桜・春)

【Profile】:1936年東京都出身。高校時代から作句。1961年「夏草」入会。→山口青邨に師事。1971年「→」入会。→能村登四郎に師事。茨城県で1986年「対岸」創刊主宰。第9句集『水戸』により第47回俳人協会賞受賞。


今瀬剛一掲載句
03馬の目に遠き雪崩の音とどく(雪崩・仲春)〈特集576・竹木目俳句1-5(目)〉2022/4/1

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