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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0102・膝頭01・久米三汀・2012-11-06

2012-11-06 00:00:05 | 五体俳句

●五体俳句0102・膝頭01・久米三汀・2012-11-06


○「膝頭抱いて遠稲妻に居り」(久米三汀01)

季語(稲妻・秋

五体俳句の「膝」は一度→掲載しましたが、今回は膝頭です。両方の膝頭を抱いて座っています。体育座りのような感じでしょうか。一人なのか複数なのかはわかりません。遠くに稲妻が光っています。

 

久米三汀(くめさんてい)(1891~1952)

代表句「老人端座せり秋晴をあけ放ち」02

季語(秋晴・秋)

久米正雄の俳号。長野県上田町生まれ。東大英文科卒。戯曲家、小説家。→河東碧梧桐の新傾向俳句発生期に活躍。のち→夏目漱石門下に移り、劇作を志し「破船」発表以後注目され、流行作家となる。鎌倉文士のひとり。


久米三汀掲載句
03おでん酒あしもとの闇濃かりけり(おでん酒・三冬)〈特集・酒呑み俳句2〉2018/11/16

04小諸なる古城に摘みて濃き菫(菫・三春)〈色彩473・濃色7〉2020/4/6

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