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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0101・地名10=日本海・伊藤柏翠・2012-11-02

2012-11-02 00:00:05 | 特集俳句

●特集俳句0101・地名10=日本海・伊藤柏翠・2012-11-02


○「日本海秋潮となる頃淋し」(伊藤柏翠01)

季語(秋潮)

地名俳句の第10弾は「日本海」。秋色の潮流となるころの日本海はどこか淋しげ。冬ともなれば怒涛逆巻く荒海の日本海です。一応地名も10弾で一休み。次回から「家屋俳句」?に挑戦です。

 

伊藤柏翠(いとうはくすい)(1911~1999)

代表句「螢とぶ水を前なる佛かな」02

季語(螢・夏)

東京浅草生まれ。生まれた直後養父・伊藤専蔵と妻に引き取られるが、すぐに母は離婚、父母の顔も知らぬまま祖父母に育てられる。結核を患い19歳で鎌倉七里ヶ浜の鈴木病院で療養中にホトトギス俳人となる。鎌倉療養中に森田愛子と知り合い、1945年の疎開の際、愛子の住む三国へ移住する。→高浜虚子の”花鳥諷詠“を基本に刊行された句誌『花鳥』の主宰でもあり、数多く自然の句を詠み続けた。

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