俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0102・白018・芝不器男・2012-11-07
○「川蟹のしろきむくろや秋磧」(芝不器男01)
○季語(秋磧)
【鑑賞】:秋の磧(かわら)の風景です。川蟹の死骸が見えます。やや月日を経たもので、色を失い白くなっているので、やや遠目でもそれとわかります。
○芝不器男(しばふきお)(1903~1930)
○好きな一句「永き日のにはとり柵を越えにけり」02
○季語(永き日・春)
【Profile】:愛媛県北宇和郡生まれ。数え年28歳で没。大内の太宰家に養子として入籍。宇和島中学、松山高校理甲、東京大学農学部林学科を経て東北大学工学部機械工学科に移る。1926年より→横山白虹の「天の川」に投句、同年秋より「ホトトギス」にも投句。
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芝不器男掲載句
03新藁や永劫太き納屋の梁(新藁・晩秋)〈特集502・新し俳句1-1(新藁)〉2020/10/30
04人入つて門のこりたる暮春かな(暮春・晩春)〈特集614・きれきれ俳句1-8(かな)〉2023/4/6