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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句054・白08・馬場移公子・2011-08-17

2011-08-17 00:08:02 | 色彩俳句

●色彩俳句054・08・馬場移公子01・2011-08-17


○「地着て高原にわが暮れのこる」(馬場移公子01)

○季語(白地・夏)

【鑑賞】:白い衣服は夏の季語となっています。夏の避暑地の高原に来ています。夕なずむ高原で自分の白地がぼんやりと暮れ残っています。夏も行楽も終わろうとしています。

 

馬場移公子(ばばいくこ)(1918~1994)

○好きな一句:「死は瞬時にて夕ながき空ありぬ」02

○季語(無季)

【Profile】:埼玉県秩父生まれ。夫の戦死後、蚕種屋の旧家を守って生涯を秩父の山峡の生家に過ごす。俳句は→金子兜太の父→金子伊昔紅の指導により1946年、「馬酔木」に入会。たちまち→水原秋櫻子の認めるところとなり、馬酔木新人会で→能村登四郎・→林翔・→藤田湘子・→大島民郎等と競いあい秩父山峡の自然を詠んだ。第25回俳人協会賞受賞。

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