俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●技法俳句054・比喩(直喩)=かたちに01・伊藤白潮・2011-08-19
○「この国のかたちに曲がる唐辛子」(伊藤白潮01)
○季語(唐辛子・秋)
【鑑賞】:真っ赤な唐辛子が熟れています。あたかも日本列島のようにしんなりと曲がっています。
○伊藤白潮(いとうはくちょう)(1926~2008)
○好きな一句「赤とんぼつまんでどこも柔かし」02
○季語(赤とんぼ・秋)
【Profile】:千葉県横芝町生まれ。1948年創刊の「鴫」入会、→田中午次郎に師事。1975年、「鴫」主宰。
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伊藤白潮掲載句
03おなもみを勲章としぬ沼あるき(おなもみ・晩夏)〈特集538・いろは俳句3-7(お)〉2021/7/9
04義士の日の顳に地下鉄の風(義士の日・仲冬)〈五体561・顳(こめかみ)2〉2021/12/14