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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句055・赤04・山田弘子・2011-08-24

2011-08-24 00:00:00 | 色彩俳句

○色彩俳句055・04・山田弘子・2011-08-24

○「唐がらし一筋縄でいかぬ」(『残心』2006)(山田弘子01)

○季語(唐がらし・三秋)

【鑑賞】:唐がらしが赤く光っています。その赤色は辛さを秘めた赤です。自分も明日は唐がらしのような赤を纏って、自分を貫き通していきましょうか。

 

山田弘子(やまだひろこ)(1934~2010)

○好きな一句「円虹をもて六甲の春意とす」(『懐』1996)02

○季語(春意・三春)

【Profile】:兵庫県和田山町(現朝来市)出身。1970年より「ホトトギス」「木兎」「雨月」に投句。1981年「ホトトギス」同人。1995年神戸で「円虹」を創刊、主宰。1990年と2008年の2回、日本伝統俳句協会賞受賞。


山田弘子掲載句
03ポインセチア真正直の赤なりし(『月の雛』2010)(ポインセチア・仲冬)〈色彩508・赤31〉2020/12/9

04人参は嫌ひ赤毛のアンが好き(人参・三冬)〈色彩558・赤32〉2021/11/24

05しばらくは土の匂ひの焚火かな(『懐』1996)(焚火・三冬)〈特集563・いろは俳句5-2「し」〉2021/12/29

06入梅やひとりの煮炊きたのしまず(入梅・仲夏)〈五感652・感情51無聊1〉2024/6/10

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