俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0259・番外編=糞01・金子伊昔紅01・2016-01-01(金)

2016-01-01 00:00:07 | 五体俳句

●五体俳句0259・番外編=糞01・金子伊昔紅01・2016-01-01(金)
○「元日や餅で押し出す去年糞」(金子伊昔紅01)
季語(元日・新年) 「がんじつやもちでおしだすきょねんぐそ」【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

【鑑賞】:「五体俳句」番外編、「五体から離脱したもの」であります。豪快な→金子兜太先生のお父さんですから、やはり豪快な句です。「とどこおりなき」新年のスタートであります。

金子伊昔紅(かねこいせきこう)(1889~1977)
○好きな一句「麦蒔の牛も家族として憩ふ」02
季語(麦蒔・冬) 「むぎまきのうしもかぞくとしていこふ」(「俳句201208」より引用)

【Profile】:埼玉県秩父郡皆野町出身。京都府立医学専門学校卒業。皆野町に壺春堂医院を開き、その後秩父郡市医師会長として、結核治療を目的とした秩父医師会病院を開院するなど、農山林医として結核撲滅に貢献。俳人としても1922年頃から「ホトトギス」に投句。昭和初期から「馬酔木」に拠り、のち同人。1939年「若鮎」(のち「若あゆ」)を創刊主宰。『秩父音頭』復興のためにも尽力。

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