切られお富!

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福田和子受刑者の死と映画『顔』

2005-08-26 12:38:50 | アメリカの夜(映画日記)
福田和子受刑者の死を知って、条件反射的に阪本順治監督の『』という映画を思い出してしまった。

福田和子事件にインスパイアされて作られた、藤山直美主演の映画。確か、テアトル新宿で観た記憶があるのだけど、中村勘九郎(当時)が凄いオッサンの役で友情出演してるんですよね。(ちょっと、アンゲロプロスの『霧の中の風景』みたいなシーンで出てくる。)

大楠道代がカッコよかったなあというのがわたしの印象だったけど、阪本監督は藤山直美の役に「自由」を託したんでしょうね。

というわけで、短いネタでした。

[殺人、殺人未遂] 福田和子受刑者が病死 ホステス殺し逃亡15年 - goo ニュース



松竹

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追伸:この事件に関しては本人の手記も含めていろんな本が出ているんですね。よく知らなかったんで驚いたのですが、特に面白そうなのが、『福田和子はなぜ男を魅了するのか』(松田美智子・幻冬舎・2000円+税)という本。以下に挙げる書評が秀逸です。

書評 『福田和子はなぜ男を魅了するのか』(松田美智子・幻冬舎・2000円+税)

福田和子はなぜ男を魅了するのか―「松山ホステス殺人事件」全軌跡

幻冬舎

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