
久々に写真入りの筋書きを買いました!簡単に感想。
早速、第一部から。猿之助の「蜘蛛の絲」ですが、コロナネタのくすぐりをふんだんに入れながら、あっという間の40分。わたしは平成27年の7月に観て以来でしたが、猿之助のケレン味たっぷりの女方が何種類も見られて良かったですね(こういうことは筋書きがあるからすぐ書ける!)。個人的には、猿之助の役では、禿と太鼓持ちが良かったです、不敵な感じがして。以前のような派手な演出が今回できない事情もありながら、観終わった後の充実感が残るのは、演出家猿之助の力に拠るのでしょう。最後のみんな並んで足踏みするところなんか、生の舞台ならではの鳥肌感がありました。
あと、最初に出てくる、笑也&笑三郎の女房が貫禄たっぷりでよかったし、今回の猿弥に引っ張られてまずまずの福之助、姿も所作も台詞も立派になってきた隼人の源頼光。笑也&笑三郎に関しては、この二人の対決が見れるような芝居が観たいと思いました。鏡山とか先代萩になるのかな?
次が、菊五郎の「身替座禅」。例によって、またかという感じもしなくもない演目と配役でしたが、米吉くんが入っているのがちょっと珍しいですかね。
で、これがよかったんです。俗っぽい感じの舞台になりがちな演目ですが、菊五郎も余計なことをしないで色気があるし、それより何より、左團次の奥方が抑えた感じで、最初から過剰に怖くしないところが良いと思いました。最初っから威圧的な奥方のやり方は多いですし、左團次の今までのこの役もそんなイメージを持っていたのですが、少なくとも今回は違った。ベテラン陣の余計な力の抜けた融通無下な舞台。ドタバタ喜劇じゃない身替座禅が観られて満足しました。しかし、コロナって、ベテラン役者の貴重な残り時間を奪ってますよね〜。
ということで、簡単な感想でした。
早速、第一部から。猿之助の「蜘蛛の絲」ですが、コロナネタのくすぐりをふんだんに入れながら、あっという間の40分。わたしは平成27年の7月に観て以来でしたが、猿之助のケレン味たっぷりの女方が何種類も見られて良かったですね(こういうことは筋書きがあるからすぐ書ける!)。個人的には、猿之助の役では、禿と太鼓持ちが良かったです、不敵な感じがして。以前のような派手な演出が今回できない事情もありながら、観終わった後の充実感が残るのは、演出家猿之助の力に拠るのでしょう。最後のみんな並んで足踏みするところなんか、生の舞台ならではの鳥肌感がありました。
あと、最初に出てくる、笑也&笑三郎の女房が貫禄たっぷりでよかったし、今回の猿弥に引っ張られてまずまずの福之助、姿も所作も台詞も立派になってきた隼人の源頼光。笑也&笑三郎に関しては、この二人の対決が見れるような芝居が観たいと思いました。鏡山とか先代萩になるのかな?
次が、菊五郎の「身替座禅」。例によって、またかという感じもしなくもない演目と配役でしたが、米吉くんが入っているのがちょっと珍しいですかね。
で、これがよかったんです。俗っぽい感じの舞台になりがちな演目ですが、菊五郎も余計なことをしないで色気があるし、それより何より、左團次の奥方が抑えた感じで、最初から過剰に怖くしないところが良いと思いました。最初っから威圧的な奥方のやり方は多いですし、左團次の今までのこの役もそんなイメージを持っていたのですが、少なくとも今回は違った。ベテラン陣の余計な力の抜けた融通無下な舞台。ドタバタ喜劇じゃない身替座禅が観られて満足しました。しかし、コロナって、ベテラン役者の貴重な残り時間を奪ってますよね〜。
ということで、簡単な感想でした。
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