切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

「ドラえもん」ジャイ子役は女活弁士

2005-06-03 23:15:55 | アメリカの夜(映画日記)
「ドラえもん」ジャイ子役の山崎バニラさんが女活弁士だと知って嬉しくなってきた。一回聞いてみたいな、バニラさんの活弁!

近頃は家庭でも5・1CH環境で映画を楽しんでいるひともいるくらいで、まわりの映画好きでもサイレント映画を観たことのある人は案外少なくなってきた。実際、音響システムの向上とともに忘れ去られてしまいそうなソフトという予感も正直なくはない。

でも、声を大にして言いたい!やっぱり映画の基本はサイレントですよ!と。

台詞でなく画面が雄弁に物を語るのは、やっぱりサイレント。視覚的な感動ってものがあるんですよ。

活弁に関して言うと、高座で落語や講談なんかを聞きにいったことのある人はわかるでしょうが、日本古来からの口承文化って気分が味わえてなかなかいいもんなんですよね。

というわけで、わたしの偏愛するサイレント映画。(これをやりたくて振った話題なんですけど)

①「チャールストン」ジャン・ルノワール監督

②「忠次旅日記」伊藤大輔監督

③「アイアン・ホース」ジョン・フォード監督

④「滝の白糸」溝口健二監督

⑤「世界の心」D・Wグリフィス監督

⑥「アルプス颪」エーリッヒ・フォン・シュトロハイム監督

⑦「裁かるるジャンヌ」カール・テオドア・ドライサー監督

⑧「サンライズ」フランク・Wムルナウ監督

⑨バスター・キートン全作品

⑩「御誂次郎吉格子」伊藤大輔監督

メリエスもエイゼンシュタインもルビッチもラングもヒッチコックもアベル・ガンズもチャップリン!も抜け落ちちゃったけど、まあいいか?

因みに、神代辰巳監督の映画で、わたしの大好きな『宵待草』という作品では、登場人物が弁士なんですよね。

「ドラえもん」ジャイ子役は女活弁士…山崎バニラ (夕刊フジ) - goo ニュース
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