切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

【お題】「兄弟姉妹はいますか」で、思い出すべき映画。

2016-03-08 20:30:56 | アメリカの夜(映画日記)
歌舞伎で兄弟といえば、十郎&五郎の曽我兄弟だけど、映画はいっぱいいるんですよね。でも、レジェンドなのは、リュミエール兄弟とマルクス兄弟、リリアン&ドロシーのギッシュ姉妹か・・・。で、わたしも弟がいるけど、兄弟姉妹って、遠慮がない分難しいし、一緒に育ってて別人格ってあたりがもどかしいんでしょうね~。というわけで、思いつくをままの映画を・・・。

3月6日が弟の日だっていうのは初めて知ったけど、弟といえば、市川崑の『おとうと』でしょう。岸恵子と川口浩の姉弟。美しい、美しい、シネスコカラー映画。ちなみに、山田洋次の方は未見です。

お兄さんの映画だったら、今村昌平監督の『にあんちゃん』ですね~。この頃の長門裕之はよいんですよね、桑田圭祐みたいで。

兄と妹パターンだと、その名の通り、森雅之&京マチ子の『あにいもうと』(成瀬巳喜男監督)が名作でした。

姉妹の映画の究極といえば、市川崑監督の『細雪』ですかね。四姉妹の物語だし。

男兄弟だと、月並みだけど、石原裕次郎&津川雅彦が兄弟で女を取り合う『狂った果実』かな。

で、やくざの「兄弟」なら、まむしの兄弟シリーズ(菅原文太、川地民夫)があるけど、もうちょっとグローバルな感じいうなら、北野武演じる危ないアニキがアメリカに渡る『BROTHER』が忘れ難い。この頃の武はまだキレキレでやばい人でした。今みたいに、若い女優が同情してコマネチなんかできない存在感があったな~。

というわけで、自分のことは書かないポリシーなんで、以上、こんなところで。

PS:みんな、兄弟が揉める話なんだよね。『レインマン』とか『ゆれる』とか期待した人、スイマセン。洋画で割と最近だとボクシング映画、『ザ・ファイター』がちょっとよかった。


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2 コメント

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ウチは弟がひとり (蝙蝠お高)
2016-03-13 08:02:00
おひさしぶりです。
弟の日…知りませんでした。
兄弟姉妹の映画ってことですが、邦画だと「河内山宗峻」洋画だと「若者のすべて」が真っ先に思い出されます。
原節子の星百合子的姉が忘れがたい!
あと、あまりに美しいアランドロン!
あまりの古典的名作で恐縮なんでが。
(年寄りの冷や水ともいうな~)
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コメントありがとうございます。 (切られお富)
2016-03-14 21:34:36
蝙蝠お高さん

ご無沙汰しております。

しかし、「河内山宗俊」お好きですよね。ちなみに原節子が狛江市に住んでいたって、ご存知ですか?

それと、「若者のすべて」を不覚にも忘れていました。ローマのテルミニ駅の天井の映像から映画が始まるんでしたよね~。それと、アラン・ドロンとヴィスコンティは別の意味でも「兄弟」だから、ちょっと意味深か・・・。

たぶん、2本とも近々見直しますね、わたし。

PS:共通の友人のI氏が会いたがってました。天下国家を論じ合いたいんだそうです。お任せしますよ!
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