切られお富!

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<訃報> 指揮者 ニコラウス・アーノンクール

2016-03-08 00:40:23 | カメレオンのための音楽
不覚ながら、去年の12月に引退していたことも知らず、とうとう生が聴けなかったなあ~ということと、この人の怖い顔のジャケットも遺影になってしまったんだな~という感慨が残りますね。ということで、ご冥福をお祈りいたします。

世界的な指揮者のニコラウス・アーノンクール氏死去、昨年末に引退

ここ何年か、クラシック好きの知り合いとCDの話をするときは、たいていこの人の名前が話題にのぼりました。晩年にいたるにつれて、ブルックナーあたりの名演など、名盤が続いた気がします。

で、この人というと、自分の怖いしかめっ面のアップをアルバムジャケットにし続けるという趣味が今一つ不可解だったんですが、アーノンクールの媚びない演奏スタイルのシンボル的な役割を果たしていたのかなって、いまになって思います。

個人的によく聴いたのは、ヴェルディのオペラ『アイーダ』とか、ベートーヴェンの交響曲全集とピアノ協奏曲全集、シューベルトの交響曲全集、バッハ『マタイ受難曲』(3度目の方)、ドヴォルザークの9番、アルゲリッチとのシューマンのピアノ協奏曲、ブラームスのドイツレクイエム等など。

ぶっきらぼうに見えて柔軟、、そっけなく見えて繊細みたいな、独特の境地だったというのと、近年の録音技術の進化に間に合ったのも、このひとのスタイルにとっては幸運だったような気が・・・。

ということで、しばらく、アーノンクール特集かな・・・。


ヴェルディ:アイーダ
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ワーナーミュージック・ジャパン


Beethoven: Complete Symphonies Nos. 1-9
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Teldec


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
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ブラームス:ドイツ・レクイエム
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SMJ


バッハ:マタイ受難曲
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ドヴォルザーク:交響曲第9番≪新世界より≫/交響詩≪水の精≫
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ワーナーミュージック・ジャパン


ブルックナー:交響曲第9番
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BMG JAPAN


ブルックナー:交響曲第5番
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BMG JAPAN


Schubert: Sym Nos 1-9
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Warner Classics UK


シューマン:ピアノ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲
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ワーナーミュージック・ジャパン


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