角ちゃんのかくかくしかじか

社会教育・福祉の現場で学ばせて頂いたご恩を皆さんにお返しします

理科実験工作教室

2012年01月28日 | いきいき
さて、今日のテーマは、「発酵の科学」です。
ご承知の通り、発酵には時間がかかります。
そこで、まずはパン生地を練る作業を最初に行いました。
少量ですので、水分量が難しいところです。
少しずつ足していき、程よい硬さになるようにしました。
練りあがった生地は、保温箱で発酵させました。

発酵させている間に、お勉強です。
「発酵」の意味や種類、食品について学びました。
続いて、成形です。
思い思いの形ができていきます。
子どもたちの発想の豊かさを味わいました。
星形?、ポケモン?、ぎょうざ?、???



次にBTB溶液を使って、二酸化炭素の発生を確認しました。
左からブドウトウ水、イースト菌に水を加えたもの、イースト菌にブドウトウ水を加えたもの
を温め、それぞれから出てきた気体を調べた結果です。
ブドウトウ水以外は、弱酸性を示しています。
呼吸や発酵による二酸化炭素の発生が推察されます。

甘酒を試飲してもらいました。
ご飯に麹を加えて50~60度で6時間静置すると甘酒ができ上がります。
独特の香りを嫌がる子どももいました。
私たちの小さいころは、大ご馳走だったのに!
栗原さんが早起きして作ってくれたのに!
ちょっと、残念な気持ちがしました。
と思っているうちにパンが焼きあがりました。

予め用意しておいたイーストを入れない固いパンと食べ比べ
イースト菌の威力をしっかりと味わいました。
最後に、お世話になった大人にお礼の挨拶をして帰っていきました。

9時半から12時15分まで、予定よりも早く終えることができました。
入念な打合せや準備、リハーサルの賜物だと思います。
備えあれば、憂いなし。
子どもたちも、大人も、みんなよく頑張りました。
ありがとう。
ご助言いただいた立石先生、ありがとうございました。

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