胎児標本:松丘保養園で慰霊祭 すり替えられる「問題」

今後各療養所で行われるであろう慰霊祭が、松丘保養園を皮切りに始まった。 「ハンセン病問題に関する検証会議」による報告書が出された当初、「これは殺人ではないのか」と一斉に報じたマスコミも、“国立のハンセン病療養所で胎児や新生児の遺体が「標本」として保存されている問題” の結末として、慰霊祭のもようを伝えるのみとなった。 検証会議の提言も、いく人かの被害者の証言も及ばず、当時者たちの団体である全療協、入所者自治も含め、厚労省、法務省、国家ぐるみで、事実はゆるやかに隠蔽されてゆく。 . . . 本文を読む
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