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武蔵、ついに発見…。

2015-03-03 23:59:58 | テレビ
昭和19年10月24日午後7時35分に比島沖海戦で、フィリピン・シブヤン海の奥底深くに沈んだ大和型二番艦「武蔵」の船体がついに発見されたようです。





現在twitter上で公開されている写真は「艦首」部分と「バルブ」の2枚のみですが、あの特徴的な艦首の形状は一目で大和型とわかりますし、それ以外に無いデザインなのでこれはもう間違いないでしょう。





発見したのはあの「Microsoft」の共同創業者「ポール・アレンさん」で、今後「主砲塔が抜けた旋回盤の穴」や「艦尾カタパルト」などの写真を順次公開していくそうで、これは楽しみだなぁ。



予想してはいたけど、やはり砲塔は抜け落ちていたようですね。



沈没中に船体が回転したんでしょう。





これまで何十年もの間、何度も探査が行われながらも手掛かりすら見つけられなかった軍艦武蔵ですが、それが71年も経過してやっと金持ちの道楽によって発見されるとは…。



詳しい座標は非公開ですが、水深1000m地点で見つかったということなので、世界でも有数の深海地点にしてはわりと浅い場所にいたんだなぁ。



大和好きとしては、今後、艦橋やマストなどの甲板構造物の詳しい写真や映像が公開されることになると思うと待ちきれませんね。



今後、「丸」あたりが特集記事書いたりするのかな??



この調査の成果によっては、プラモデルの形状も更新されるかも…。



甲板は黒く塗られていたのかな??





爆弾18発、魚雷20発を受けながらもゆっくりと沈んだ武蔵は、戦闘詳報にその被害や浸水の状況がかなり細かく記録されていて、このときの記録が後の日本の造船技術に多大な貢献をしたことを考えても、今回の武蔵発見のニュースは現時点で20世紀最大のミリタリー・ビッグニュースですね。





あとは和歌山県串本町潮岬沖7000mに沈んだ三番艦「信濃」だけですが、こっちは無理だろうなぁ。



水深は無人艇でわりと楽に潜れる深さでも、めちゃくちゃ荒れる海だから危険過ぎるし…。





それか、スリガオ海峡に沈んだ「扶桑」・「山城」を調査してほしいなぁ。



台湾・基隆市沖の「金剛」も見たいし…。





ただ、犠牲者の鎮魂の意味も含め、安易な船体の引き上げや遺品の回収はやめてほしいですよね…。



一時、大和の主砲塔を引き上げる計画があって募金活動してましたが、ああいうのは絶対反対です。



そういえば、あの計画どうなったの??

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