ススキの穂が大分出てきました。花が咲いているものも見られます。写真はススキの穂です。黄色いつぶつぶは雄しべ。派手ではありませんが、ちゃんと花が咲くのです。
ススキは霧ヶ峰のいたるところにあり、特に珍しいものでもありません。でも実は霧ヶ峰の標高はススキの生育限界付近（約1700mのようです）なんだとか。
里にも普通に生え、昔から人に親しまれてきたススキは本当にどんな場所にでも生えてきそうなイメージがあります。しかし、そんなススキにも限界があるようです。
ススキに限らず様々な植物には生育できる環境に「限界」を持っています。そして自分に適した場所、適さない場所を知って（？）いて、それは植物ごとに少しずつ違うのでしょう。だからこの世界は植物に覆われつつも単調にならず、様々な表情を持っているのかもしれません。
ススキの花のシーズンは今です。
あと一ヶ月もすればふわふわの綿毛に会えるでしょう。
ま
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