ポジション②

2017-04-20 11:06:46 | ゲーム

背が高い。体が強い。スピードがある。ドリブルがうまい。突破力がある。ヘディングが強い。シュート力がある。早いタイミングでシュートが打てる。タイミングを外してシュートが打てる。振り足が速い。相手を抑えてボールを受けることができる。ボールキープができる。マークを外す動きがうまい。ラインから抜け出す動きがうまい。消える動きがうまい。小さくてステップが細かい。決定力が高い。

 

ざっと思いつくだけで、FWに必要な特性が(精神的なもの、感覚的なものやわかりにくいものは外したつもり)これだけあります。これらの内、いくつかを持っている選手か、ずば抜けたものを持っている選手がFWになります。同様にMFやDF、GKにもそれぞれ必要な特性があります。

 

同じポジションでもフォーメーションによって求められるプレーは変わります。同じフォーメーションでも、監督が代われば求められるプレーは変わります。対戦相手や試合の内容によっても変わります。チーム戦術によっても変わります。

 

サッカーの本質と基本をわかった上で、ポジションを決め、(できれば理解させて)プレーさせてあげる必要があります。VAMOSでは、将来どこのチームで、どの監督になって、どのような戦術でプレーをすることになっても、プレーできる(使ってもらえる)ように対応力や判断力やスキルを身に付けられるようにしています。


 

 


ポジション

2017-04-19 18:35:10 | サッカー全般

ポジションを決めるには、まずその選手の特長をみます。次にポジションの特性を考え、決めていきます。

 

適当と思われるポジションが2つ以上ある場合は、将来、最も高いレベルまでいけそうなポジションを選びます。

 

プレーをみて変えたり、成長によって変わったりは当然あります。チームの事情によって決めることもありますが、あまりしたくありません。

 

ある程度ポジションをこなせるようになったら、隣(SBとSMF、SMFとOMFなど)や裏(FWとDF)のポジションを経験させます。必要な適性が似ているのでプレーしやすく、プレーの幅も広がります。逆の立場になることで気持ちがわかり、時には連携も学べます。


サイド↔中央を変えるだけでも、「後ろから敵が来るから中央はいや」「360度動けないからサイドはいや」となります。慣れていないだけなのか、適性がないのかを判断するには期間が必要です。


マイナス面は周りの選手がカバーしてくれて、プラス面だけが出て素晴らしいプレーをすることもありますので、「この選手は、ここがダメだから、このポジションはできない!」と決めつけないことも大切です。


ちょっとした成長を見つけて、コンバートして上手くプレーしてくれるとうれしくなります。




岐阜市U-12リーグ

2017-04-16 21:41:25 | ゲーム

第3節と第4節の試合があった。

第1試合の先発はGKユウヤ、DFは右からレンタロウ⑤、ケンセイ⑥、フウカ⑥、ボランチにタイガ⑥、OMFヒロト⑥、FWライオ⑤、タツヤ⑥。立ち上がりはリズムが良くなかったが、ヒロトとライオのポジションを替えてから流れが良くなり、前半だけで5点を奪った。

後半はDFは右からレンタロウ⑥、タツヤ⑥、サヤ⑥(レイ⑥)、ボランチにトウマ⑥、OMFゼン⑤、FWアルト⑤、コウセイ⑥。後半は無得点に終わった。

 1人1人が頑張っても、得点を奪うのは難しい。局面の打開にはサポートの動き、突破の動き、スペースを作る動きなどの仲間の協力が必要。ラストパスでも、パスの出し手と受け手のイメージがあってないとシュートにつなげられない。シュートがなければ得点もできない。

 

第2試合の先発は1試合目の終了時のメンバー。後半は第1試合のメンバー。明らかに後者の方がボールの動きが良く、流れの中からチャンスを作って得点している。特にタツヤ⑥、タイガ⑥、ライオ⑤のプレーがいい。


その日の調子や組み合わせ、ポジションでこれほど違う。小学生だからあるあるだと思うが、調子の悪い時にどういうプレーをしたらいいか、チームのリズムが悪い時にどうリズムを変えていくかを考えて工夫しないといけない。そうしないと交代させられたり、試合に負けてしまったりする。


色々な狙いがあっての選手起用だったけど、予想外の内容で、選手だけでなく自分にとっても考えさせられる2試合でした。



 

  


ジュニアユースのプレーから

2017-04-15 23:29:49 | サッカー全般

試合や紅白戦は何度か観たことがあるが、ほとんど指導したことのない中学2年生の練習をした。Aチームに上がっている選手はいなかったが、3年生を7名加えてゲームを行った。

 今年の2年生は全般的に上手い選手が多い。能力の高い選手やスピードのある選手、守りの強い選手もいてゲームのレベルも高い。ただ自分のプレーをゲームに生かすのは上手くない。

 ドリブルの上手い選手やドリブルが得意な選手がボールを持ってもチャンスにならない。ドリブルをして抜くことが目標になってることが多かったり、パスを選択したほうがいい時にもドリブルをしている。パスセンスの方があるのにドリブルをする選手もいる。 


自分の特長を知ることと自分の力を『チームのために』だすことが大事で、状況にあったプレーを選ぶことが必要。


チームの勝利のために、ゴールを奪うために、ゴールを守るために、ボールを奪われないために、ボールを奪うためにプレーして欲しい。



サッカーの基本

2017-04-11 21:44:34 | サッカー全般
40年くらい前に書かれたあるサッカーの指導書をみると、サッカー選手に必要な3つのBが書いてあります。 ブレイン(脳)、ボールコントロール、ボディバランスです。当時強豪国だったハンガリーでまとめられたものからの引用のようです。 プレーの基本も書いてあります。見る、イメージする、ボールによる、1タッチコントロール、パス&ゴーです。見るについても、周りをみる、前もってみる、チラッとみるとなっています。 使う言葉や言葉の意味は多少変わっていても、基本は変わっていません。サッカーは常に進歩しています。練習方法や指導の方法も変わっていきます。新しいものや進んだものに意識が向きがちですが、プレーの基本、戦術の基本、ボールコントロールの基礎を大切にしていきたいと思います。