三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

ビジネスモデル

2010-03-08 14:40:02 | Weblog
ビジネス誌にFREEを知るという特集がありました。
FREEとはまさに字のごとく、ばら撒きや無料や格安でモノや情報を提供しているようで実は儲かったりするビジネスモデルの事です。

古くは使い捨てのカミソリの刃を開発したもののなかなか売れないために、さまざまな商品におまけとしてばら撒いた結果、丈夫なカミソリの柄はそのままに、カミソリの刃だけを替える使い方が定着して儲けた。(おまけは無料だが結局交換の刃にコストが乗っている)

ラジオ放送は、ラジオ製造会社が運営していたがコストが掛かる為に広告付き放送に切り替えそれをテレビ放送もそのまま応用している。(無料放送のようだが結局広告主の製品には広告コストが乗っている)

このように、一見無料ですが、何らかの形で我々はコスト負担しています。

このビジネスモデルがネットの世界で大きく広がっているそうです。
ネット以外でも、ビデオレンタル店がビデオの宅配レンタルを開始して、月々定額で延滞料は無料としたところ、会員数は増え儲けているそうです。
これにも仕掛けがあって、月々定額ということは、同じものを借りっぱなしにする方も多く毎月定額を支払いつつビデオ宅配を殆ど利用しないユーザーに着眼したそうです。

しかし、顧客を騙しているようで理解してのビジネスモデルですが、ビデオレンタルの場合は、忙しい方がビデオを借りて延滞料が上がってしまう事やビデオ屋から「早く返して欲しい。」との督促が無くなるという安堵感がこのビジネスを盛り上げているのだと思います。

当社も、お客様に手間な事や無用な心配をしていただく必要が無く、共にハッピーになれるビジネスモデルを考えたいと思っております。
コメント
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