エッセイ的な何か

エッセイ的な「何か」です。
エッセイなのかコラムなのかダイアリーなのか自分でもよく分かりませんが「何か」です(笑)

一人で入れるお店と、一人だと無理なお店

2008-08-01 | てきとうなもの・雑記
「ひとり焼肉」はできても「ひとりカラオケ」は恥ずかしいタケルンバ卿日記

この記事。
非常に納得できるというか、「まさに俺もそうだ」と、とても同意できる部分がありましたので、ちょっと触発されて元記事の紹介も兼ねて今回書いています。

確かに俺も全く同じ感覚を持ってまして、未だに「ひとりカラオケ」なんて行ったこともありませんし、とてもじゃないけど出来る気がしません。
心理的敷居が高すぎる・・・なにかの罰ゲームでこれやれと言われたら、俺にとっては相当ハードルの高い罰ゲームになりますね。
そして、焼き肉は出来てもカラオケは無理というその理由についても、懇切丁寧に具体的想定を用いて(笑)説明されてますが、まさにその通りなんですよね。激しく同意。

「それにひとりだけで歌うのってさみしいのですよ。すごくさみしい。「ひとり焼肉」はそんなにさみしくない。だって、ひとり暮らしの場合、ほとんどひとりメシになるわけで、その延長線上じゃないですか。ラーメン食べに行っても、定食食べても、自炊したとしてもひとり。ひとりメシを食う。でもカラオケはねえ。……例外的な行動。」

そして、この部分に集約されているなあと感じました。

俺の場合、そもそもカラオケは一人で行くというのは想定すらしていない場所だから、普段からあまりこうやって考えること自体がほとんど無いんだけど、食べ物に関するお店に関しては、似たような事をよく考えますね。
俺は基本的に
牛丼屋、ファストフード店、ラーメン屋、焼き肉屋等は一人で行けます。行きます。全然平気です。というか、むしろ一人の時の力強い味方。
で、逆にちょっとでも洒落っ気の出たお店はダメなんですよね~。一人で行けない。
洋食系のレストランやチェーン店系列の居酒屋(個人経営しているような居酒屋ならOKなんですが)、喫茶店やファミレスも心理的な抵抗があるんです。

前者は、本当に「食」そのものが目的というか、本当に食べることに特化した店というか、個人的にはそんなイメージなんです。食べるために行くのだから人数とかそんなのは関係ない。金払って食べて食欲を満たす。その為のギブアンドテイクな場所。
そういうイメージだから気にならないと言うか・・・個人的な感覚ですけど。
で、逆に後者は、もちろん「食」がメインではあるんだけど、なんというか食に付随して「そこで食事しているという、その雰囲気を楽しむ」というような付加価値までくっついてくるような場所というイメージなんですよ。だから、彼女と一緒に食事という手段を通じてその時間を共有していることを楽しむとか、大勢で盛り上がって楽しい時間を楽しむとか。食はその手段のひとつというか・・・だから、そう言う場に一人で行くと「一人でこんな所で何してるの?」というか、「え?一人?」みたいな。
極端な話、そんな感覚があるんですよね。

あと、カウンター席がメインかテーブル席がメインかってのも大きいですよね。
カウンターがメインのお店はやっぱり一人で行きやすいし、テーブルがメインでカウンターもオマケ程度にあります的なお店は一人では行きにくい。
これは説明するまでもないと思いますが、カウンターって一人客をメインに想定しているというか、そういうイメージがありますから。

だから、一人で何か食べたいときは「すき屋」とか「吉野屋」なんて、まさに救世主的な存在なわけで、一人の時は良く活用してますね。
で、だれか俺の食事や飲みに付き合ってくれる相手が居るときは、ここぞとばかりにダイニングバーだとか、レストランとか行きます。
だってそう言う時じゃないと行けないから(笑)