石の道祖神みたいになって眠っているクルシャ君。
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人が食べているものに何でも興味を持って、食べようとする癖は
何度も制止して、参加してもいいけど自分も食べる必要はないのだよ
と理解させることによって、止みました。
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やっぱり人が食べているときには、自分もその傍で同じものを食べていたい
だけだったようで、食べ物をガードしながら大人しくさせていると、それだけ
でも満足を感じられるようになってきたみたいです。
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子猫はとにかく生まれて間も無いので、なにもかもが性急なのです。
しつこくて諦めないのも、他に解決方法を知らないからです。
そうなると、こちらも子猫の問題行動の目的を理解して、別の行動に置き変わるように
しつこく教えてやるしかないようです。
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なんとか理解してくれて、ちょっと賢くなったクルシャ君。
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いつもの昼寝場所で夢を見ています。
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こちらもクルシャ君のいつもの場所。
遊びの時のちょっとした隠れ場所。
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まだ余裕のない顔つきをしています。
猫にだって余裕が無い時に、あれこれ課題を出しても反応は返ってきません。
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こんな顔をしているときは、クルシャ君が追っている獲物を彼の目を
見ながらタイミングを測って動かしてやることが飼主のできることです。
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そうすると、膨らんだお腹を無防備に見せながら、そろそろ飼主のことも気にして
くれるようになってきます。でも、まだ話を聞く気にはなっていない。
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人と一緒にいることがストレスになっていないみたいなので
それだけでも互いにとっていいことです。
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これからたくさんのことを見ていくクルシャ君の目。
でもある程度自分で危険を管理できるように、学ばなければならないことも
たくさんあります。
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最初は易しい事から。
クルシャ君は居心地の良い場所を自分で見つけます。
ここはソファーの上。
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まだすこし緊張しているみたいです。
いろんな不安があるのかも知れません。ここにいてもいいの?こわいこと起きないの?
怒られたりしないの?
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せっかく居心地のいい場所を見つけても、居心地よく過ごすのにも学習が
必要なんでしょう。
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そうすると、飼主が出ていって、いつものように遊びます。
このときまでクルシャ君はソファーの上で遊んだ経験がなかったので、彼の領域の中に
ソファーの上が遊ぶ場所なんだという認識もないのです。
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ここで遊びます。ソファーの上で。
いつも遊んでいた和室と同質の場所だということが分かるまで遊びます。
こうしてクルシャ君の居場所が増えていきます。
日向の隅の子猫
昼間には、日光の当たる床でころころしてもいい場所も見つけました。
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それでも、昼寝の場所はいつものところ。
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