21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論 九
が出版されました。

来年も継続すると思われるうるたやの出版事業
に於いて、この『隠秘学』は重要な地歩を画する
ことになります。

クリエイター諸氏は、大方が自己の制作物や関わった
企画に関する記録を保全し、次の仕事に繋げるもので
あります。あるいは、一種の職歴として誇る。
賞歴についても同様。

飼主は、この類の事を一切してこなかった。
漸く人生も終わろうという頃になって、過去の
仕事を纏め始めたという訳です。

後生真田幸村と呼ばれた武将は、逼塞中に「最近は
やることもなく、歯も抜けるほど老いて、気力も無い」
といったような(まあ正確には覚えていない)手紙を
書いていましたが、最期は己一騎になるまで戦いを已めず、
ついに敵の雑兵に追い詰められると「我が首を手柄とせよ」
と告げるまで諦めなかった。

ウルタ君のように。
人丸関係の情報は、編者アムルタート様が管理されている
からご確認下さい。
人丸の生存状況、擬態化、結晶化、隠忍、拡散、投射状況
などがよく報告されているツイッターもチェックされると
なお面白いかと思われます。