『不語怪神‑ビーチウォーカー』が出版されました。

『不語怪神』の第一巻
『不語怪神‑アルバンベルクのバイオリン協奏曲による幻想』
に続く、『不語怪神』の第二巻となります。

作品の中には、献辞が付いているものがあります。
作品を献呈した方々は、皆尊敬できる極めて優秀且つ
人品骨柄円満な方々ばかりであります。

虎は死して皮を遺し、人は死して言葉を遺すとかや。
荘周先生に言わせると、「古人の糟粕」ではあります
が、荘周先生の自己を例外とされないので、俺の言う
ことなんかを有り難がるな、とでも仰せなのであります。
故に尊い。

ウルタ君もこの気品と、暴力によって記憶されます。
我が未発表習作は形となり、献辞も形となります。

今のうちに為さねばならないことです。
本書におきましても、多大な御尽力と強い意志を以て出版実現
へと導いて頂いたアムルタート氏に感謝申し上げます。