21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論 十
が出版されました。

本巻でこの『21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象 方法論』
のシリーズは最終巻となります。
短い期間に、現代隠秘学関係の話題は、網羅し得た
ものと思われます。表面的には。ただ、よく間違われる
神秘主義の分野に関しては、殆ど立ち入っていない、と
いうのがお分かりになるでしょう。

21世紀になってこの分野に散見されるようになった新たな話題
といいますと、AIの話題、新種の発見、分子生物学の進展に
よる種の分類再編と、おそらくは政府と軍中枢がUFOの
実在を「公式に」認めたこと、くらいでしょうか。

古代世界や文化についての新たな発見も付け加えられる
でしょう。過去についての新たな知見も、先端の知識のあわいに
想像と探求の地平を拓いてくれます。

たとえば、トルコのギョデクリ・テペの発見と象徴学的
考察は是非読者としても期待したい記事となるでしょう。
エジプトでは水中考古学の発見と、毎年のように
新たな遺物が発見されています。

かつて私が扱った隠秘学における分野で最大の物は
宇宙論と形而上学ですが、そこでもまた、新たな
地平が拓かれていくことでしょう。
隠秘学は終わらないのです。